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ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)
「怪奇」で内容を予想してしまうと損をする、美しい本。有名無名、洋の東西を問わず吟味厳選されたきれいな言葉の連なりをミニマルに紡ぐDJワーク。という意味でまぎれもなくボルヘスの作品になっています。初めて読んだ高校生の日々を今も鮮やかに思い出します。
パタン・ランゲージ―環境設計の手引
原題 "A Pattern Language" の冠詞 "a" には著者の強い意思が働いているんだけど、邦題では消えちゃって残念。この本は、読者がみずから言語を生成するための起点。だから、「ある/ひとつのパタンランゲージ集」。
心やさしくエレガント。建築学としては絶えた系譜かもしれないけど、他の多くの分野に思考の道具を拡散しました。グローバリゼーションの流れの中で、人のグローバル意識を養う大きな力になったんだと思うんです、この本は。
たのしい写真―よい子のための写真教室
この「等価値」という発想が、「ニューカラー」におけるキーワードです。決定的瞬間などはそもそも存在せず、すべては等価値であるという認識こそが重要なのです。
エコノミメーシス (ポイエーシス叢書 (54))
「経済」という言葉(領域)に目を向けるきっかけを与えてくれた本。「ミメーシス」を鍵にして、アートの位置づけを腹におちるところまで解いて行ってくれました。デリダは好きでもなく興味もなかったのだけど。
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「怪奇」で内容を予想してしまうと損をする、美しい本。有名無名、洋の東西を問わず吟味厳選されたきれいな言葉の連なりをミニマルに紡ぐDJワーク。という意味でまぎれもなくボルヘスの作品になっています。初めて読んだ高校生の日々を今も鮮やかに思い出します。
2011-02-03 04:23:20