Shunta Ohnishi's Bookshelf Shunta Ohnishiさんの本棚

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文章術や書き方の本は10冊以上読みましたが、その中でもこの本は使えます。著者はもと新聞記者だけあって、とにかく「わかりやすく書く」ポイントが、まさに「わかりやすく」整理されて書かれています。例えば、「主語と述語はできるだけ近くに」、「接続詞はたいていはぶける」、「積極的に改行する」など。

2012-01-23 08:20:53

 事業承継の本として読むのは2冊めです。平成21年税制改正で創設された「新・事業承継税制(非上場株等についての相続税・贈与税の納税猶予制度)」について、特に詳しく解説されています。色々なパターンが書かれているので、ケースに応じて参照するためり参考書として適しています。この税制は事前に認定が必要だったり、認定後も定期的に当局に報告が必要だったりするため、「使い勝手が悪い」と言われています。税理士など専門家でも、そのように言う人がいますが、内容を良く知る前に印象で決めつけるのはいかがなものか?、と思います。
 確かに、利用するには手間のかかる制度ではありますが、それだけのメリットがあるものと思います。細かいところは必要に応じて調べれば良いわけですが、コンサルタントとしては大まかなところは知っておく必要があると感じました。

2011-09-25 09:57:13

著者は大手監査法人の経験もある税理士です。著作には税務関係以外にもIPO関係などもあるようです。本書は、各章が法人税のトピックスになっていて企業会計や法人税について多少基礎的知識がある人なら、気楽な読み物として読めます。8割がた既存の知識の範囲の内容でしたが、具体的な事例も豊富でわかりやすかったです。経理部門の人だけでなく、金融機関や法人営業部門のビジネスマンにとっては、財務会計だけでなく、法人税についてもある程度の知識は身につけておいた方が良いでしょう。その際に専門家になる必要のない人には、教科書的な本よりもこのような本がちょうど良いと思います。

2011-09-22 08:41:29

時々研修講師の仕事をしているので、読んでみました。これからプロ講師をめざす人向けではありますが、既に講師をしている私にも参考になります。本の内容から、著者は超有名ではないかもしれませんが実直な講師と思います。研修エージェントとの付き合い方や、研修コースの企画、講師としての営業方法など、「講義中のテクニック」以外のノウハウも豊富な点で、他の講師ノウハウ本よりも幅広い範囲で、なるほどと思う点がたくさんありました。

2011-09-20 10:55:13

タイトルがうまいですね。節税ましてや脱税指南の本ではない、と「正攻法」を主張しており、当局も刺激しないタイトルです。中身は、節税そのものですが、前書きでは、チマチマと細かい節税でや実務ではなく、「経営指南書」とのこと。確かに、まとめて数百万単位以上の節税手法についていくつかの方法に絞って書いています。そもそも、そんなに節税が必要な恵まれた中小企業はごく一部と思いますが。いくつかの手法のうち、比較的汎用性が高いのは生命保険の活用法です。この点は最近では他にも取り上げた本がありますが、この本にも比較的詳しく書いており、参考になりました。

2011-09-12 12:28:31

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