Obata Asami's Bookshelf Obata Asamiさんの本棚

「和気藹々と二次会へ流れ去ろうとする人々の中にあって、私は彼女と私を結ぶ赤い糸が路上に落ちていないかどうか、鵜の目鷹の目で探していた。」

「あーあ。やっぱり僕はジャングルに住みたい。ジャングルには卒業なんてないもんな。」

「ああいう人は無報酬っていうけど、結局、こっちがお金もらいたいくらい手がかかるんだよね、それにいつか必ずもっと大きなものをほしがるんだよね。たりないたりない、ほしいほしいっていう気持ちで来てるからね。」

「こんなことをしていてはいけないけど、いつやめていいかわからないな、そう思って、夕方の空を見る。」

「みんな、まじめで、なにかきっかけがないと友達も作れないし、イルカも楽しめない、そこまで心に筋肉か弱っちまってるんだな。でも、きっかけがあれば、なんか広がっていくだろう。」

「夜は人を残酷にするし、正直にもするし、気障にもする。軽率にするのよねぇ。」