いすみ鉄道公募社長　危機を乗り越える夢と戦略

12.4.5読了。　枕木オーナー制（？）とか、運転手自社養成とかやってらっしゃる話題のローカル線のお話し。地元のローカル線が消えて行くのを見て、こんなバイタリティ溢れる社長をゲットできたいすみ鉄道はラッキーだったなぁと思う。まぁ社長を公募する時点で面白いことやってますが。時折、元職の英国航空の話が出てくるのは楽しかった。外資系いいなぁ。パートも正社員も同じ仕事させる（パートのCAにもファーストクラスの対応させる云々）というその概念、日本企業にはないなぁ。パートだ派遣だ正社員だで上下作って、仕事し辛くしてるだけじゃないか、日本企業は…。こんないろいろアイディア出る人の下で働いてみたいと思った。

赤字続きの3セクいすみ鉄道の社長に転身し、斬新なアイディアで観光列車化＆地域振興に奮闘する社長の自伝＆鉄道PR本。養成費用700万円自己負担で運転士を募集、鉄オタ社長自ら考案のお土産開発、地元サポーターとの協力で観光客案内。過疎化地域では車の方が便利なのを否定しない姿勢が潔い。