東浩紀(著)
津田大介(著)
和合亮一(著)
藤村龍至(著)
佐々木俊尚(著)
竹熊健太郎(著)
八代嘉美(著)
猪瀬直樹(著)
村上隆(著)
鈴木謙介(著)
福嶋亮大(著)
浅子佳英(著)
石垣のりこ(著)
瀬名秀明(著)
中川恵一(著)
新津保建秀(著)
東浩紀(編集)
発売日: 2011-09-01
震災でぼくたちは、自分たちがばらばらだったこと、そしてこれからもずっとばらばらであろうことを知ってしまった。
「みな同じ」でないことを知ってしまった。
ではそこで消費の平等はいかなる役割を果たすのか。
モノの平等は本当に人々を救うのか。
同じものを食べ、同じものを見て同じものを身につけているという現実、この国では 結局それでしかひととひととを結びつけることができないのだとしたら、その紐帯は、あるひとが災厄から逃げることができ、別のひとが逃げることができないというもうひとつの現実を乗り越える連帯をいかにして産み出すことが出来るのか。
ネットカルチャーの、ポップカルチャーの連帯に未来はあるのか。
震災後、ぼくはずっとそんなことを考えている。
そして、その答えが出ないかぎりまえには進めないと考えている。
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Kentaro Fujiwara