and more.
ミステリ作家・綾辻行人の代表作「館シリーズ」、記念すべき第一作。十角形の形をした孤島の館に、とある大学のミステリ研メンバーが集まって楽しく合宿のようなことを始めるのだが、信じられないことに一人ずつ殺されていく…一体犯人は誰?あっと驚くラストが待っている。私も最後の最後まで読んで、「えっ!!」と思わず大声を上げてしまった。
「館シリーズ」はどれも秀作揃いだが、第一作の「十角館」は特に秀逸。最初は人名などにとっつきにくいところがあるが、それは読み進めていけばすぐに慣れた。シリーズの中でも1、2位くらいに好きな作品だ。
あまりに惹きつけるので、あっという間に読めてしまう。良かったら綾辻入門にぜひ手に取ってみてほしい(もう一冊の綾辻入門は五作目「時計館の殺人」)。
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Tomoko Hagihara