さすが佐々木譲警察の動きの描写が真に迫っている。得意分野であるのもあるだろうが、この作品あたりで直木賞でもおかしくはなかったかもと思わせる内容。もし何があったとしたらエンディングかもしれない。ページ数が多いが何なく読み進めるストーリー展開なので、冬のぬくぬく読書のおともにはいいかも。最近作の「密告者」もいいらしいし、絶版だったのを古本屋で見つけた「ベルリン秘密指令」もちょっと違った佐々木譲が楽しめそうなので近々読もうかと。
2011-12-13 09:57:38Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato