and more.
ブエンディア家という一族を軸に、ひとつの村の盛隆から没落までを、幻想的な描写を交え、紡がれた物語。膨大な情報量、同じような名前の登場人物、ジェットコースターのような急激な展開など、一度集中力を切らすと再び作品世界に戻るのに苦労します。その分、読み終わったときの感慨もひとしお。見方によっていくらでも解釈可能なストーリーなので、謎解きが好きな人にもおすすめです。それでいて、細かい心理描写はほとんどないのに、登場人物の葛藤が伝わってくる描写力もすごいですね。
2014-05-29 02:27:27Wow! ノートはまだありません
Kotaro Nakajima