Makoto Hiraki's Bookshelf Makoto Hirakiさんの本棚

上巻に続いて。福島第一原発もある意味ブラックスワンであった。我々人類はその事象を目の当たりにする前に想定することは不可能なのであろうか。日本人のリスクに対する感覚への示唆も含め、とても深いスゴ本。時間が空いたらもう一度読もう。

読んだのは２年前。衝撃的であり人生を変えたといっていいスゴ本である。金融工学がヘッジしたと勘違いしたリスクは経済を破綻するような衝撃（リーマンショックとか）にはまったく意味をなさず、予測不可能な不確実性に支配されている。。。

本にもパレートの法則があったのか！とはいえ乱読すべし。ダメ本も血肉となる。自分の好きではない分野の本を読む効用って考えたこと無かった。自分の脳を特定の分野に偏らせてはいけないなと実感。ハードカバーは高くて場所を取る。これからは新書や文庫をバンバン読むぞー。

膨大な情報が氾濫し、自分で情報整理が困難となり、気がつくとツイッターなどでこれはと思う方をフォローしてその人の発信する情報を受け取るようになっていた。実は自然にキュレーターを求めていたのだ。読後は自分とはスタンスの異なる方もフォローしてセレンディピティを得る機会を増やしている。

多くの点で激しく同意。がんばりすぎずに自分らしく生きるって結構意識しないと難しい。とても参考になった。ストレスフリーで楽しく過ごしていきたいです。