Yasuhiro Hayashi's Bookshelf Yasuhiro Hayashiさんの本棚

外見の問題で出生時から起こる差別。葛藤の中でつかんだ人生。色々と考えさせられます。
この本には登場しませんが、引きこもりや死を選んでしまった方も多いと思います。
医療に携わる人間として学びの多い良い本です。

アメリカの弁護士がロースクールでどういう教育を受けているのか？ またそれによってどういう思考パターンを獲得するのか？
条文にないケースの判断の方法論については医学での臨床的な判断と似ている部分があります。知識を増やす事よりも判断の仕方を学ぶ事が重要という事です。

理論だけではなく、実際の経済活動に基づき、詳しく分かりやすく解説されています。
少子高齢化に伴う今後の日本の医療・年金制度のあり方について考えるうえで必読。

最後まで一気に読んでしまいました。さすがディクスン・カー。

受け取った未発表の原稿に挿まれていた毒殺犯の写真は妻と瓜二つ。どうしてすでに処刑された人物と瓜二つなのか？　友人に頼まれ調査を始めた別荘地で起こった砒素による毒殺事件。犯人は妻なのか？

不思議な余韻の残る物語です。最終章のエピローグ・・・。あとはネタバレになってしまうので書きませんが、休日に一気に読んでしまいたい本です。

前半は面白かったのですが後半は歴史観の話になってしまい読むのに疲れました。もっと各国の大学教育を比較するような内容を期待していたのですが…。