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亡くなられた妻のことを思って書かれた。
出会いから亡くなるまでのことを書かれている。
つい、話しかけてしまう。そして、そうか、もう君はいないのか。とまた、話しかけてしまう。
長く寄り添えば、寄り添うほどに、その感覚が強くなるだろうと思う。
妻を亡くしてから、もう8年過ぎた。けど、妻に対して、話しかけている。
赤裸々に描かれていて、赤面してしまうこともある。
城山さんの妻の、そして、城山さんの互いの思いやれが見えてくる。
そんな、信頼感・思いやりが持てたらいいな。と思ってしまう。
2012.04.12. 22:14
一通り目を通した。
目次をみて、買った。武士道とは死ぬこと。 恥をかかないように、常に準備を怠らない。恥をかくならば、死して、その汚名をそそぐ。という。
今、自分の状況を見つめていると、恥の上塗りをしている。 やりたいことをやりたいと言えず。自分の気持ちさえ、気づかないようにしている。いろんなことが心の中でぐるぐる回している。
この本を読んで、家来は、武士は、 こうしろという。 では、主は、頭領は どうすればいい?
そんな疑念も湧いてきた。
自分のことさえ、分からないのに、他者のことは、なおわからない。
けれど、他者に話を聴いてもらうことは、自分のことを見つめなおせる。苦しんでいると思っていた自分をさらすことで、すこし、自分を客観的に見れて、また、聴いてもらえたというだけで、楽になる自分がいることに気づいた。
聞いてくれる仲間が居ることに感謝。
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夫婦とは会話であり、思いやりであり、相手の身になって考えることである。読んでいて、気になった言葉。そして、一人でのさみしさそれを感じるとともに、二人のときの互いに大事にしている。そんな思いを感じている。つい話しかけ、妻がいないことに気づき、そのことを妻に話しかけている。妻が追いかけてきて話をする。もういなくなっているのに、時と場所を変えて、いつも、突然に。一緒にいた場所ではさみしくなる。私の思いが重なっていく。一人残されていくわが身が悲しい。老いる準備を少しずつしていこう。昨日までの私ではなくなっている。今日の私。今の私を楽しもうと思いになる。
2012-06-12 12:28:58