Yasuhiro Shimizu's Bookshelf Yasuhiro Shimizuさんの本棚

何度も泣いてしまった。すでに序章から泣けるのです。
三菱ふそうトラックの脱輪事故がモチーフ。というか明らかに三菱自動車と東京三菱銀行。
下町ロケットでもそうですが、ひたすら社長頑張れと握りこぶしを作りながら時間を忘れて読んでしまう。

予定調和に終わらない、最後の読後の爽快感！
思い出しただけで泣いてしまいます。
面白い！

荒唐無稽なタイムスリップものではあるが、非常に読みやすく、爽やかな感動と面白さを持ちあわせた小説。
映像化されているようなので、見てみたい気がする。
さらに続編の評判もいいので、読んでみたい。
江戸時代からのタイムスリップ物は、仁に通じるが、やはり現代の日本人が失ったものを考えさせられる。
深読みはできないが単純に面白いので、誰が読んでも楽しめれう小説である。