Nobuyuki Matsumura's Bookshelf Nobuyuki Matsumuraさんの本棚

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新潮文庫先月の新刊。で,ご存じ来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の,原作本,ではないが関連本。まだ,200ページほど読んだ段階ですが,なかなかすごい生き様の女性だったよう。会津での戊辰戦争に銃を持って参戦したところ。この後,京都に出てからの人生で新島襄との出会い,結婚があるので物語はまだまだ続く。著者の福本武久氏は全然知らなかったのだが,公式ホームページもあるようです。文庫化される以前昭和58年に書かれた著者あとがきには「第三弾『美徳をもって飾となす』(仮題)」が登場予定とあるのだが,未刊のようで残念。
最近このソーシャルリーディング,調子悪くって本棚に置いただけではFacebookにもTwitterにも投稿されないんだが…。

2012-09-30 02:41:59 (288 Page) http://www.mars.dti.ne.jp/~takefuku/index.html

島漫画。面白い! 今2回目読んでる。で、第2話「ドナドナ」を読んでて気がついたんだが、主人公の千晴は小学5年生だとすると、「生徒会」ではなく「児童会」になるのかな、と。会計係でヤギの世話をし、冒頭、いきなりヤギをつぶすシーン、というのが非常に気に入りました。
「島漫画」というジャンルがあるのか。以前読んだ、都留 泰作著「ナチュン」も沖縄を舞台にしたSFチックな作品で、そんなジャンルになるのかな。

2012-07-15 08:42:01

平成12年12月刊行の「ミトコンドリアと生きる」を全面的に改稿,改題したものが平成19年9月に新潮文庫として発行されたものです。400ページ以上のボリュームですが,メタボリックシンドロームからミトコンドリア病,地球上での生命誕生の後,細胞内共生によりミトコンドリアを獲得し,そして人類の誕生からその大移動まで,と話題は多岐にわたり,この1冊で,理系で生物を選択している高校生には教科書の副読本としてもお勧めできます。

2012-02-05 02:03:39

NHKの連続テレビ小説「カーネーション」(H23.10〜H24.3放映)の原作本(の一つ,だと思う)。というよりモデルになった,コシノ三姉妹の母小篠綾子さんの自叙伝。テレビドラマの方はあくまでもフィクションというスタンスで観た方がいいと思う(登場人物の名前も全て変えてある)が,ほぼ実際にあった話をつないでいったよう。1913年(大正2年)に岸和田に生まれ,2006年92歳で亡くなられるわけですが,88歳のときに書いたものだそうで,文章としては拙いところもあるのでしょうが,何より書かれているその生き様のパワフルさが,そんな些末なことは吹き飛ばしてしまいます。戦争で夫を亡くし,父亡き後,小篠家の大黒柱として,三姉妹を育て上げ,時に道ならぬ恋に身を焦がし,そして娘たちがそれぞれ活躍するようになると,よきライバル,よき友,そして「コシノ四姉妹」として活躍。1987年,74歳!のときに自らのブランド「アヤココシノ」を立ち上げられた。太くて長い人生だったと思います。
テレビドラマの方は,まだ終わっていません。主役交代の話も伝えられましたが主人公晩年まで視聴者を引きつけてくれると思います。

2012-02-05 01:49:24

秀吉に男児秀頼が誕生。秀吉の天下統一,天下国家のための治世が,豊臣家のための治世へと変貌していき,新たな権力争いの種となる。明国への無謀な出兵も,虚偽を重ねた明国との交渉を秀吉に察知させまいとした側近たちによってなされたもの。関白秀次を自害に追い込み,さらには妻妾,幼子までを残らず処刑するという悲惨な事件も同様であった。織田信長は明智光秀に本能寺に撃たれた後,秀吉によって光秀討伐をなさせるという道筋を残し,日本の統一という目標を引き継げたが,このまま秀吉が亡くなると,再び戦国時代へ後戻りするという混乱の火種を残しそうな気配のまま秀吉は63歳の生涯を閉じる。

2012-02-05 01:24:21

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