Akiko Honda's Bookshelf Akiko Hondaさんの本棚

読んでると悲しくなってくる。戦争で戦い、死んでいった国民の皆さんが、まだこの世をさまよい歩いているような気がしてならない。未だ終わってない…

読めば読むほど恐ろしく、途中で読むのを躊躇するほど。大事故が起こるまで、無関心でいたこと、無関心でいられた自分を疑う。

小泉くんも美青年だったが、岡田くんも美青年。見初める女あり。だがしかし。運命とはそういうこともある。雁も死なずに済んだろうに。

小泉純一くんは美青年で、自分でもそれを知っている。美未亡人とアバンチュール。いろいろいろいろあって、最後には、突如やる気になって、創作のエネルギーを充満させる。行き場のない憤りは、人間の成長の糧にすべし！