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戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)
元外務官僚による話題の1冊。日本の戦後史は、対米追従派と自主路線派の争いだったという。ただ、米国とのせめぎ合いや、米国による裏工作は基本的に歴史の表に出ない。ともすれば、「謀略論」と断じて終わりにしてしまう風潮さえあるが、外交の機微に触れてきた元外務官僚が書いた本だけに、説得力がある。 日本の戦後は、まだ終わっていない。しかも、その原因が米国にのみあるのではなく、自主路線派を封じ込めようとする対米追従派、つまり、日本人そのものにあるという視点が透けて見える。 再読が必要な一冊。
原発と権力: 戦後から辿る支配者の系譜 (ちくま新書)
日本の原発の歴史は「すべては逆コースから始まった」という。 第五福竜丸の被爆による反核・反米の流れを止めるため、米国が日本への原発導入を進めた内幕など、歴史の細部をえぐり出している。
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元外務官僚による話題の1冊。日本の戦後史は、対米追従派と自主路線派の争いだったという。ただ、米国とのせめぎ合いや、米国による裏工作は基本的に歴史の表に出ない。ともすれば、「謀略論」と断じて終わりにしてしまう風潮さえあるが、外交の機微に触れてきた元外務官僚が書いた本だけに、説得力がある。
2012-12-11 03:40:27日本の戦後は、まだ終わっていない。しかも、その原因が米国にのみあるのではなく、自主路線派を封じ込めようとする対米追従派、つまり、日本人そのものにあるという視点が透けて見える。
再読が必要な一冊。