Tomo Kato's Bookshelf Tomo Katoさんの本棚

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p.42 かんじる→かんがえる→つくる→つたえる(→かんじる)のスパイラルを基本とする
主体的で協調的で創造的なワークショップを進めるあたり、10個の視点を大事に
(1)学び方を学ぶ
p.43
・米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏は、ニュヨークタイムズ紙にて「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時は今は存在しない職業に就くだろう」と
・自分で目標を設定し、本を読んで、ネットで検索して、人に聞いて、自分なりの解を導き出していく。人は学べば学ぶほど、自分の無知に気がつき、そして、さらに学びたくなる。学びのスパイラルができるのです。
・学ぶことは自分のものなのです。何を知っているのかということではなく、どう学び続けるのか、その方法を身につけてもらいたい
p.44
・大人ができることは、子どもたちが学ぶ動機を提供し、学び続ける環境を用意し、あとは見守ることです。
・最小限の手伝いをし、自主性を尊重する。
・「親」という字が語るように「木の上に立って見る(見守る)」ことが大切
(2)楽しく学ぶ
(3)本物と触れる
p.46
・「世界で最高の教育き、名人が仕事をしているところを見ることだ」マイケル・ジャクソン
・本物の、生の体験から自分で感じ取り、そこから得た情報を整理し、再構築する。
(4)協働する
p.47
・これまでの学校教育の中では、1人の人ができることで評価が下されていまし。
・社会に出るとチームで取り組むことがほとんどです。お互いの専門分野・得意分野を見極め、役割分担し、補完し合いながら、問題の解決、もしくは新しい価値の創造に取り組みます。
・1人で10のことができるよりも、10人で100のことができることか求められる
・自分でできないことであったとしても、友達と一緒に取り組めばできるなら、それは「できる」ということ。
・他者と手を取り合い、どうやって課題に取り組んでいくかという思考の仕方を経験してもらいたい
p.48
・協働で、個々人の可能性も広がり、さらに、自分自身の個性や得意分野を発見することにもつながるのです。そして個性をのばすことが、協働につながることにも気がつく。各人の専門性を深め、専門性同士を結びつけてチームをつくることが大事
(5)教え合い学び合う
p.48
・教え合うことで、自分の理解が不十分なところがわかり、さらなるまなびにつながります。そして知識が定着します
・個性というのは他者との関係の中で磨かれていくものであり、自分らしさというのは他者を知って初めて気がつくものだからです。
・多様な背景を持った
p.49
人、様々な考え方の人との対話を繰り返す中で、自分の得意とすることや自分の特徴を見出し、それを磨いていくことができます。そして個性があって初めて協働する価値が生まれることにも気がつくのです。
・これからの学びの場とは、これまでのように、1人の人が持っている知識を一方的に複数人に伝達する場ではなく、みんなが知識や経験を持ち寄り、教え合い学び合う場になっていく
(6)創造する
p.50
・知識というのは覚えるだけでは定着せず、それを自分の中で咀嚼して利活用できるようになっ
p.51
てはじめて「知識」として蓄積されていくのでないか
・得られた情報を俯瞰してみて、再構築し、そして自分の文脈で表現する。そうして表現されたものこそが役に立つ「知識」
(7)発表する
p.52
・グローバル社会に適応す
p.53
るためには、考えていることを言葉、絵、映像、音楽など、他の人につたわり安いカタチで可視化していく力もまた必要となります。いわゆるプレゼンテーションスキルです。
(8)プロセスを楽しむ
p.53
・子どもたちに声を掛ける際に、完成したものに対する評価だけではなく、工夫をしたこと、継続してがんばったこと、他人の意見を取り入れたことなど、プロセスに対しての評価を入れるようにしています。
・カタチになって出てこないことでも、途中で考えていたことを聞くように心がけています。
(9)答えはない
(10)社会とつながる
p.54
・子どもたちの創造力と社会との接点をできる限りつくる努力をしています

p.64
・MITのシーモア・パパート教授は、「19世紀の外科医が現代の手術室にやって来ても何一つ仕事ができないだろう。だが、19世紀の教師がやって来たら、きっと何とかやっていけるだろう。教授法はの150年で変化していないからだ」

pp.128-133
創造的な学びに必要な10個の「つくる」
(1)場をつくる
(2)プログラムをつくる
(3)教材をつくる
(4)ツールをつくる
(5)人材をつくる
(6)空間をつくる
(7)拠点をつくる
(8)まちをつくる
(9)環境をつくる
(10)未来をつくる

p.133
・子育てを考える軸ともなりえるのではないかと考えています。子どもとどう接するか(人づくりの考え方)どのような活動を提供するか(プログラムづくり、教材づくり、ツールづくりの考え方)、どのような空間を用意するか(空間づくりの考え方)、どのような環境を用意するか(場づくり、拠点づくり、まちづくり、環境づくりの考え方)、子どもにどのような未来を開拓してもらいたいか(未来づくりの考え方)という視点で、家庭での子どもと親との環境づくりにも参考になればよいと考えています

p.136
・オープン、フラット、つながり、協働、自発、主体的、善意、参加型、持ち寄り、共感。オープンソースで、知識やリソースをみんなで持ちより、志をもって自発的に参加し、善意と共感に溢れている。大人と子どもも、社会全体が協調的な学びのコミュニティを求めているのでしょう。21世紀の社会のあり方とはそういうことなのでしょう。
・これからの日本では、個人個人が能動的に、課題を打破していくエネルギーか求められています。自らつくり出し、表現し、発信し、他者と協調していく力、個を大切にしながら、協働する力です。

p.139
・ファシリテーターとは、従来型の教育の「先生」のように一方的に教えるのではなく、参加者の興味を引き出し、主体的な学びを促進する役割を果たす人
・ファシリテーターという言葉は、英語の「Facilittate」に由来しています。「Facilittate」とは、「〈物・事〉をやりやすくする」、「容易(円滑)にする」、「促進する」、「助長する」という意味をもっています

P.229
・おとコトひろば
http://www.otokotohiroba.com/

p.245
・Scratch
https://scratch.mit.edu/

2016-01-11 06:58:10 (1 Page)

 環境の変化は社員をおびえさせ、彼らの不安は管理職の沈黙によって増大する。その対応策は明らかである。徹底的に話し合いを続けることだ。なぜ会社が変化しているのかを説明するのだ。なぜ自分たちが変わらなければならないのかを教えるのだ。

2015-11-29 08:39:05 (62 Page)

 目標に到達することは重要だ。だが、いかにしてたどり着くかということも同じくらい重要なのだ。汚い手を使って目標を達成しても必ず敵をつくり、長い目で見るとマイナスになる。
 そして、正しく目標に向かうプロセスにおいては、「正しいことをしなさい」という規範で十分である。つまらない駆け引きや、自分が誰かを困らせたり、怒らせたりしてはいないかとクヨクヨするのもやめることだ。それが正しいことなら、エゴにとらわれず、内輪もめも気にせず、それを行うべきだ。

2015-11-29 08:36:00 (44 Page)

 上司がつねに部下に送り続けなければならない唯一の信号は、一人ひとりの存在と力が自分にとっていかに大事であるかということである。じつのところ、それ以上大切なものなど存在しない。
 上司は自分の影響力を悟り、それをうまく活かす。部下を支える存在になる。部下がどういう人間であるかを知る。彼らの能力と、どうすればそれを高めることができるかを考えるのだ。
 どんなリーダーも、自分が組織の雰囲気を決定していることを知らなければならない。熱心な上司のもとには必ず熱心な部下がいるものだ。
 逆もまた真なりで、リーダーが不機嫌なら組織全体もギクシャクする。だが、リーダーとてスーパーマンではない。まったく元気が出ず、前向きな気持ちになれない日もある。そんなときはどうすべきだろうか?大事なのは、自分が与える害を最小限に抑えることだ。

2015-11-29 08:31:53 (41 Page)

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