表示順
15のわけあり小説 (新潮文庫)
アーチャーの本は絶対買う。短編集ならなおさら。前回の「プリズンストーリーズ」の方が好き。この中の10編は実話を元にしているそうだが、確かに小説より奇なり。 第1話「きみに首ったけ」この題名だけなとかならん? 最後の段落を読むまでトリックがわからない。極上短編ミステリー。
不発弾 (講談社文庫)
全6編の短編集。「かくし味」最後の一文だけで見事に怖さを出している。ブラックテイストのホラー。 表題の「不発弾」は読後も不発弾のような物足りなさ。「夕立」90年代の女子高生が主人公。ポケペルに援交。そんなのあったな。「福の神」なんとなくオチの予想がつくけど少しいい話。
Another
読み始めたら止まらなくなって二日で読了。 とにかく怖くて、ホラーとしてもよかったが、ミステリーの要素もあって最後まで楽しませてもらった。読み始めは学校の怪談を思わせる。「六番目のサヨコ?」かと思ったが。 伏線もあちこちに。さすがミステリー作家のホラーでした。
偉大なる、しゅららぼん
今、一番好きな作家かもしれない。 パッと見「なんのこっちゃ?」と思わせるタイトルで、「なんのこっちゃ?」を追求しながら読み、引きずり込まれて読み終わってしまう。 現実を忘れて楽しくなりたい時におすすめ。
The Distant Hours
「秘密」これがケイト・モートンの小説のキーワード。 何十年かぶりに届いた忘れられていた手紙。母の子ども時代に通じる第二次世界大戦時の疎開先の城の思い出はなぜか自分の記憶にもある。 ひとつづつ明らかになる過去はモートンのお得意。わくわくする読書体験。
もっと読む
オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険
文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)
巡 (百年文庫)
アーチャーの本は絶対買う。短編集ならなおさら。前回の「プリズンストーリーズ」の方が好き。この中の10編は実話を元にしているそうだが、確かに小説より奇なり。
2011-05-22 07:03:33第1話「きみに首ったけ」この題名だけなとかならん?
最後の段落を読むまでトリックがわからない。極上短編ミステリー。