Yoko Hoshino's Bookshelf Yoko Hoshinoさんの本棚

題名通り、バチカンの使者が謎を解いていく話。ストーリーはキリスト教を中心とし、奇跡や奇怪な事件の謎を解いていくファンタジーとして読んでいただけたらいいと思います。漫画化もしていますが、私はあえて小説推しです。絵で見るより文からの想像、推測のほうが楽しいという自己満足です。

人は可愛いのです。しかしそこはホン怖に出ている方、幽霊などは絵が怖いです。エピソードはただ怖いだけではなく、色々なものがあるので、気になるエピソードから読んでもいいと思います。

全巻読もう!!って感じではなく、気になる症状を見てみよう!!って感じに気軽に読んでいいと思います。全てを読むことより、自分や周りの人をみて気になる章を読む。など知りたい章だけを読むというものでいいと思います。

ヒットラーの生涯。よくある反戦的なものでもなければ、偏った好戦的なものでもない。ここで善悪などを決めるとすれば読み手の気持ちのみ。ただひたすらその時代と１人の男の話を書いたものと思います。

短編集になります。作者さんらしい仕上がりかと思います。