図書館で予約して読みました。予約待ちが10人以上。ネットでボツ原稿を募集して乙一さんがリライトすると言う、企画。小説家の才能って凄い。
乙一氏の小説始めて読みました。あとがきによるとプロット探しに苦労していた時編集者と相談し、Netの力を借りようということになったらしい。いままで書いている途中で挫折した小説、いい設定だと思われるシチュエーション、人には見せられないけれど温めていた物語などなどをネットを通じ送ってもらい、乙一氏がこれはと思うものを取り上げ実際の小説にするという取り組みをやったとのこと。しいては「箱庭図書館」というタイトルまでTwitterで意見を取りまとめ決定したらしい。ソーシャル恐るべし。ついに小説の世界までやってきている。実際の内容はと言えば、読み始めは暗く思えたり、悲しく思えたりする話が展開されるが、最後には明るい出口が見えるそんなお話が集められた短編集で、くわえてそれぞれの短編が独立しているようでありながら、微妙なところで前に語られたお話の一部を引き継いでいるようなところがある面白さもあったりします。秋の夜長、サッカーがないよるに是非どうぞ!
これから日本応援だ!
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Katsuya Yoshida