・「知識・判断・行動」がつながってこそ意味がある。
・常に「メリット」「デメリット」を比較して判断する。
要するに、自分の中で「検討した」と満足せずに、もう一手間二手間かけて、より深い検討と実現へのアクションを起こせということと理解。
絶対的な正解のないこの社会で、「自分で考え、自分で決めていく」ことがいかに重要かを説き、その思考法が詳しく書かれている。正しく判断するためには教養が必要だと思い知らされた。
2011-12-17 13:19:37正解がわからないから動かないのではなく、”今の最善解”を導き出して、行動することが重要。
京都大学の授業で”決断思考”という講義があるそうで、その内容を一冊にされたみたいです。”客観的に考えて、主観的に決める。”とか、事実の検証は、”裏をとるな。逆をとれ。”とか、原作者の瀧本さんの
フレーズ力を感じました。一つ前に読んだ本が”ぶれない生き方”的なことだったのに対して、一番笑ったこの本のフレーズは、
”ブレる生き方を目指そう”でした。
世の中の流れは速いというポジションからの提言でだそうです。
ちょっとほかの本も読みたくなりました。
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ジェームズ・C. コリンズ(著)
ジェリー・I. ポラス(著)
James C. Collins(原著)
Jerry I. Porras(原著)
山岡 洋一(翻訳)
日経BP社
水落 真