and more.
これほど引き込まれた本も久しぶり。
原発から教育まで日本の問題点、国民DB、道州制、税制改革、真の国際貢献、どれも興味深い内容です。
国家レベルの話ではあるが、普段の生活や仕事にも言える事だと随所に思わされた。大前信者でなくてもオススメの1冊です!
まぁ、あいかわらず、世の中の事全部知ってるかのような、
本の中での、立ち振る舞いと筆の流れが見事です。
”日本人は追い込まれたほうが強い”の項は、個人的には、それを
知ってるから、各国が、追い込みすぎない程度に動きと思考を止めておく戦法で今まで外交してるんじゃないかしら。と思ってたりします。
”政治家は何も決められない国。でもつっぱしり始めると止まらない国”大前さんの本の凄い所の一つは、どんな分厚い本も、もったいぶらずに目次だけ読んだら論旨と主張が明確になってる点でしょうか。
”国民ID制にして、18歳成人で高校義務化して、道州制にして、所得税と法人税少なくして、移民呼び込んで、日本人のソフトスキルを輸出する。”
すげー。一文で書けるけど、議論してても決まらない事の濃縮還元ジュース。独裁者が出てこないと何もできない国。
あと、大前さんの学校の学生の雰囲気が、
昔は、ベンチャー立ち上げてやるといった、
目がギラギラした若者がたくさんいたけど、
今は、NPOで世界貢献するという、
目がキラキラした若者ばかりになってしまった。
といったフレーズが、感慨深く感じました。
Wow! ノートはまだありません
Norihito Miyashita