7行のあらすじから始まった2つの物語。
登場人物などハード的要素は同じですが、全く違うストーリーが2つ。
私としては1つめのストーリーの方が好きですが、どちらのストーリーも登場人物に対してやり切れない気持ちを抱きました。
HAL。この存在に対して、私だったらどう向き合うかな。。。
そんなことを考えると、なんか記憶が色々フラッシュバックされて、やり切れない気持ちになります。深い物語でした。
読んでしまった。3ヶ月我慢して、平台から外されるのを待って、そろそろ流行がよそに移ったかな・・・と書棚に1冊になった本を取り出しレジに向かう。ここまで立ち読みもしなかった。オンライン書店で予約もしなかったし、新古書店でも手に取らなかった。なんの我慢だ?とにかく平積みを買ったら負けと、謎の勝負に挑んで何を得るのか。読み始めたら改札も本を片手に通り過ぎ、階段も読み読み歩き、アブナイったらありゃしない。我慢して我慢して、最後は息もしない勢いで読み通すのだ。てか、読み続けてしまった。ヒア・カムズ・ザ・サンも2編目のパラレルも、楽しかった。同じお題で二つの話を書ける作者に感心するし、読む方は二度おいしい。(たぶん芝居を観たら3度おいしいのだろう) つまり読者=私は、作者に二度感謝するのだ。我慢大会に負けてよかった。で、1編目と2編目とどっちが好きかっていうと・・・まだ決められない。もう少ししてから、それかあと2,3回読んでから決めようかな。1編目のHALもいい。2編目の輝子もいい。2編目のカオルの住まいが昔住んでた辺りなのもいい。あー、悩ましいな。とりあえず読み直そうか。
2012-02-07 12:38:49Wow! ノートはまだありません
Kiyoko Yamamoto