①言葉が届くというのはどういうことか。・・・一番大切なのは「私には言いたいことがある」という強い思い。レヴィナス。②自分の利益だけしか配慮しない利己的個体は、この社会では階層下位に釘付けにされる。そういうルールで僕たちはゲームをしている。人類史の初めからそうだった。たまたまこの30年が例外的な歴史的状況だった。③カール・ポパーの科学的客観性=反証可能性=内田の「場に対する信任」。言論の自由とは、複数の理説が自由にゆきかう公共的な言論空間がいずれそれぞれの所論の理非について判定を下してくれるであろうという、場の判定力に対する信任。情理を尽くして語る必要性。人への想い、そしてコトワリ。④「呪い」は破壊を目指す。創出より破壊がはるかに簡単だから。創出は個別具体的なこと。「私の作品はこれです。」だから、全能感を求める人は創造することを嫌う。⑤自分を愛する≠利己的に振る舞う。あまりパッとしない正味の自分を引き受けること。呪いの反対。祝福すること。
2012-01-20 14:42:07Wow! ノートはまだありません
Hidehiro Kitagawa