『運』『情、知』『家族間』についての本。運がいいのは脳のスジがいいからだそうだ(気合の問題ではない)。恋愛やら夫婦やら運動やら仕事やら、様々な視点から書かれているが、特に秀逸なのはことばに関する記述だ。語感の響きについて読んでいると「なるほど…」と思わず頷いてしまう。気になったのは「リーダーの条件とは、周囲を笑顔にする力」「3歳までは安易に外国語教育を施すべきではない」という点だ。また、それぞれの年代における脳の気分も参考になった。これによると、私はあと数年悩んでいいらしい。
余談だが、私がこの本を買う気になったのは、立ち読みの時にたまたま開いたページに『クリムゾン・メサイヤ』という単語が出てきたからだ。この言葉、ラーメンズという2人組のネタの中にあるのだが、彼女はラーメンズの言葉のセンスにも注目しているようだ。ラーメンズに目を付けるあたりが素敵なセンスをしていると個人的に思った。
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Hiroko Kashimoto