最近は、ここ3年で、何が起こるかという類の経済関連の書籍類が、群雄割拠の様相を呈して、本屋さんに並び始めている。こちらも、そのひとつ。資本主義の先に、管理資本主義を取り入れないと、金融関連の1%のギャンブラーが、99%の富を総ざらいしていく前に、動きはじめなくてはいけない。特に中国の管理経済を、問題は多いと指摘しつつも、肯定しているあたりが読む価値ある。日本板ガラスがトロイの木馬的に、企業のDNAの全面刷新を果たした話も珠玉だし、中国を奥地から、海岸線にわたって調査した際の、資本主義社会が、”交換”で成り立っているのに対して、むかしは、”わけあたえる”っちゅう考え方のほうが重きを置いていたという考察も至言だと思う。あらためて、徳育を全面的に教育は取り入れていってほしいと願うばかりです。
2012-03-03 06:40:00Wow! ノートはまだありません
Taizo Ochi