大学を休学して放浪した直後に読んだ本。作っては壊し、挑んでは逃げて、何が残ったんだよ自分に。わからない。旅に出たら色んな人に出会った。でもみんな同じことしか言わなかった。「若いうちに悩んだらいいよ」。それが答え? と思った。どれだけ場所を移動しようと答えなんか見つからないな、あーあ。結局、よくある悩みなんだろうな。自分は特別じゃないんだろうな。そんなのわかってたけど、なんだかやり切れないな。「阿修羅ガール」。ついつい何もかも捨ててしまう人、頑張ってる自分に気付いてモチベーションが冷めてしまう人、大事なものを粗末に扱う癖がある人、そんな人が読むと猛烈に泣けてくるはず。何かが変わるというわけじゃないけど、「自分のことがわかんなくてもいいよ」って目を見て言われた気がした。
2012-06-03 12:46:33Wow! ノートはまだありません
Hayato Ueda