and more.
ベストセラーとし筆者が多くの人に戦争を考えさせたことに感服しました。
これを読まなければ神風に謝った認識をもっていたままでした。
私にはブラック企業の精神構造に重なりました。
自分は映画見てないけど、親父が旭川まで見に来たこともあり、弟も見たという事だったので興味を持って読みました。
零戦のパイロットでありながら「妻と娘のために生きて帰る」と言う男がなぜ特攻機に乗る事になったのか?
最後まで読み進めると、もう号泣です。
百田尚樹のデビュー作。初めての小説とは思えない完成度です。
胸が苦しくなるけれど、知らなければならない事実と向き合わせてくれます。
一人の零戦パイロットに焦点をあてた物語。戦争を知らない世代こそ読むべき本なのかも。
『人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。』現代と当時(大東亜戦争時)は地続きになっている。命を懸けて命を守るという最大の矛盾を抱える戦争。生への執着が失われつつある現代に、読まれるべき本。
2011-02-16 23:49:17Wow! ノートはまだありません
Yusuke Yoshikawa