911、リーマンショック、アラブの春、東日本大震災など2000年以降、起こる確率が限りなく小さい事象が世の中に計り知れない影響を与えることが多くなっている。その理由として、過去と比べて情報コストが格段に低下したことと情報伝達の速さに関係があるようだ。これからは、事象が起こるリスクは小さくなっても、一つの事象が世の中に与える影響は益々増大し、先が見通しにくい世の中になるようだ。このような先の見えない世の中をどんな基準をもって意思決定し、生きていったらよいのか、ヒントを与えてくれる本だった。
2011-09-28 16:26:32上巻に続いて。福島第一原発もある意味ブラックスワンであった。我々人類はその事象を目の当たりにする前に想定することは不可能なのであろうか。日本人のリスクに対する感覚への示唆も含め、とても深いスゴ本。時間が空いたらもう一度読もう。
2011-04-24 17:57:45Wow! ノートはまだありません
Keisuke Fujigaki