「世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」と同じ渡辺健介さんの著書。こちらは、先ほどの本に比べるとやや年齢層の高い子ども(中高生、大学生)向けの本といえる。魚の国でのお話を通じて、問題解決の方法から自分を成長させるための姿勢まで目からウロコの内容となっていた。普通の啓発本と違うところは、お堅い話(~は・・・であるみたいな)は全くなくて、温かいストーリーに沿って読者自身の経験であったり、感性に訴えかけてくる辺りであろうか。この本を読むと、人生の中で「あのときああしていれば・・・」と思う場面を何個も思い出すことができた。勉強・部活・普段の生活、なんにでも応用できる考え方を教えてくれたような気がした。
「社会に出たら、現実は複雑だ。そして、厳しい。圧倒的な想像力、考え抜く力、心の優しさと強さ、たたき込む力、政治力などを身につけて、初めて理想は貫ける。」
実行に移す。
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Tomohisa Ohnuma