Akihiko Ando's Bookshelf Akihiko Andoさんの本棚

ファイスブック入門者でもすぐに使えるコツが書かれて著者の実体験に基づいているため好感が持てる。文章の滑舌がよく読みやすいが、反面、重要な事項を読み逃してしまいそうになる。ソーシャルゲームの章は、やや冗長で楽しみ方程度に留めておいて欲しかった。次章の説明が不十分なのが残念である。

「そいうこと（ビジネス、マーケティング）を始めると、話が真面目になりすぎて楽しさが失われてしまう」ザ・フェイスブックを立ち上げたときのザッカーバーグの言葉

『乗り遅れない』このキャッチーこそ「日本人のための」という題名を端的に表しているだろう。前半は、入門書としては、FBの良さを簡単明瞭に説明しているが、後半は、理解が困難。巻頭に1000人の友達を、と推奨していながら後半、友達の申請、承認は安易にしないという説明にも困惑する。

『「検索の時代」から「ソーシャルメディアの時代へ」』、次は何の時代だろう。

「実在という概念は抽象や理論から独立して存在することはない」