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階級都市: 格差が街を侵食する (ちくま新書)
前半は公的な調査など引用したり地図を参照したりしながら、まじめかつ固い展開なのに、「第5章 階級都市を歩く」になって急に居酒屋放浪記みたいになってきて、なかなか親近感がわくのであった。
ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉 (新潮文庫)
文庫版40巻で終わったと思ってすっかり安心していたらまだ3冊もあった。43巻で西ローマ帝国が、あるいはローマが完全に陥落。シンボルである元老院もなくなりローマに暮らす人も殺されたり逃げたり死んだりしていなくなり、最後は悲惨に終わった。東ローマ帝国はその後1000年永らえるが、それはすでにローマ人の国ではないので、そこにはほとんど触れられない。ローマは地中海だったからであろう。
ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)
文庫本版10巻113ページから始まる「アレシア攻防戦」は、大作「ローマ人の物語」の中でも一番好きな話かもしれない。ハンニバルとスキピオ・アフリカヌスのポエニ戦役「ザマの戦い」とどちらが好きだろうか。
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
難しい本なのかと思いきや、面白い本であった。難しいところもたまにあるが、そこは飛ばしても問題ない。変人というかマイノリティであることと、社会性や常識を持つこととのバランスというのは難しいのだろうと思う。意識的にできるものではないのだと思う。
「都市主義」の限界 (中公叢書)
「アフリカ人というと、色が黒いということで、日本ではひとまとめに見てしまうことが多いはずである。現代人類学の教えるところでは、じつはアフリカ人の間の系統的な違いの方が、たとえばわれわれモンゴロイドと白人との間の違いよりも大きいという。」 へえー。
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前半は公的な調査など引用したり地図を参照したりしながら、まじめかつ固い展開なのに、「第5章 階級都市を歩く」になって急に居酒屋放浪記みたいになってきて、なかなか親近感がわくのであった。
2012-01-13 15:51:16