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すばらしい人間部品産業
機械産業で勝利を収めた20世紀を「物理学の時代」とするなら、21世紀は「生物学の時代」とよばれる。そして人間のありとあらゆるものが、部品としてビジネスされる時代が到来しているという。本書はその全体像を浮かび上がらせ、その是非を問うた一冊である。「命」とはを改めて考えさせられた。
次世代インターネットの経済学 (岩波新書)
世界一速くて安いブロードバンドを持ちながら、なぜ日本ではグーグルやアマゾンのような企業があらわれないのか。世界を席巻しているビジネスモデルを解き明かしつつ、情報通信産業の課題も検討、ブロードバンド立国への道を提言する。表面的な現象から、一歩深く考えたい人に参考になる。
消費するアジア - 新興国市場の可能性と不安 (中公新書)
アジア大都市圏の構造を「消費」の視点で分析、懸念材料を考察している。アジア経済の新しい見方とアジアの未来市場としての日本の立ち位置を示そうとする最終章は特に印象的。国の枠組みから離れてアジア全体を考えるべき、国のGDPは意味をなさない(?)との視点は新しい。
僕が大人になったら (PHP文庫)
雑草の指揮者佐渡裕氏が「CDジャーナル」という雑誌にしたためてきたエッセーを一冊にまとめたもの。氏の音楽に対する考え方、取り組みの舞台裏がわかり、ともかく楽しく読める。子供の時の作文で「大人になったらBPOの指揮者になる」と作文したそうだが、夢かなえたのはすごいの一言。
アメリカの高校生が学ぶ経済学 原理から実践へ
何と言うか、日本の教科書との差を認識するためにはこういう本をもっと出版してもらいたいものである。高校生の教科書と馬鹿にはできない、すばらしい内容で、大人が読んでも得ること間違いなし。経済学関連の基本用語の英語表現を確認する助けにもなる。
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機械産業で勝利を収めた20世紀を「物理学の時代」とするなら、21世紀は「生物学の時代」とよばれる。そして人間のありとあらゆるものが、部品としてビジネスされる時代が到来しているという。本書はその全体像を浮かび上がらせ、その是非を問うた一冊である。「命」とはを改めて考えさせられた。
2011-06-11 00:09:31 (122 Page)