仕事をしたつもり (星海社新書)

「『奇策』を論理的に面取りしていくと、それは傑作になります。」

朝専用ワンダモーニングショット
めざめるカラダ朝カレー

2013.06.02　購入
ブックオフで105円。星海社って、やたらと従来の日本の労働環境を批判したがるよね。

2013.06.06　読了
残業時間の多さや連続出勤記録なんかを自慢しちゃう若手社員＆それらを評価しちゃう上司にお勧めの１冊。笑

■量の神話
毎晩22時まで残業する人と、定時きっかりに帰る人。まったく同じ業績を残しているとしても、多くの会社では前者が評価される現実。

■本末転倒
コスト削減のためのタクシー禁止。タクシー５分のところに電車で40分かけて向かう無意味さ。しかも、残業代＞タクシー代。

…とまぁ、日本社会にありがちなことをネタ的に取り上げて批判。その後、徹底的に合理性の素晴らしさを説く、というスタイルの１冊。字は大きいうえ、漢字にはやたらと仮名が振ってあるので、それこそ新入社員さんなんかは読んでみると良いかもね。

実家への行き帰りに読んだ。目新しいことは書いてなかったけど、価値ある仕事とは「手」ではなく「目」なのだというのは刺さった。特に年取るとね、勘所を押さえないと仕事にならないよね