ラーメンの日本におけるルーツから今にいたる歴史をひもときながら、ラーメンが日本人のアイデンティティに与えた影響を考えるというなんとも壮大なお話の本でした。はっきりいってハッタリ言ってやがると思われる強引な論の展開が目立つのですが、丁寧なラーメン、インスタントラーメンの歴史を追った努力は素晴らしく勉強にはなりました。普通の方にはお勧めできませんが、今のラーメン屋さんの活況に至るまでの
ラーメン業界発展の歴史を詳しく知りたい人にはお勧めです。ラーメンの消費がアメリカ産小麦の消費に大きくかかわっていて、アメリカのメージャーの小麦販売を大きく支えてるなんてことは言われればそうだけど、きづかなかったな。
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Hikaru Sato