中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか (ディスカヴァー携書)

あたらしい視点こそ無いものの、若い。元気。中立。ということで、出発点としては良い一冊なのかな。なんでこの人の本が中国で引っ張りだこなんだ？ということを考えると、中立でいる日本人があまりにも少ないという事実の表れなんでしょうね。頑張ってほしいです。

日本と中国はお互いを必要としている。愛憎相半ばしているということもあるだろうが、そんな感情を飛び越えて、理解し合うべき時なのだと思う。官ができないことは民でやればいい。この若き著者は、今後も日本と中国の懸け橋であり続けるだろう。政治・文化・経済に渡り幅広いことを書いている本だ。