知識創造企業

SECIモデル。

言葉や数字で表現される知識は氷山の一角。知識は、基本的には目に見えにくく、表現しがた、暗黙的なもの。暗黙知は、非常に個人的なもので形式化しにくいので、他人に伝達して共有することは難しい。

新しい経済においては、知識は単に伝統的生産要素としての動労、資本、土地と並ぶもう1つの資源というより、ただ1つの意味ある資源である。（Drucker『ポスト資本主義社会』）。
今や企業の競争力や生産力は、土地や工場や設備などのハードな資産より、知的能力やサービス能力にある（Quinn『Intelligent Enterprise: A Knowledge and Service based Paradigm for Industry』）。
新しい問題を特定しその解決を見つけて売る知的能力にたけた人々こそが、真の競争優位の源泉である（Reich『ザ・ワーク・オブ・ネーションズ』）。