論理的な思考を身につけようと選んだ導入本。対象が小中学生で文字数も少なく絵も多い中で、問題解決をよりロジカルに行う方法が紹介されている。具体的には「分解の木」や「はい、いいえの木」のような方法で、ある問題を解決する際に主観的な判断を徹底的に排除し、常に客観性を疑うことの重要性を語っている。なぜ自分はそう判断したのか。その判断はもしかしたら仮説にすぎないのではないか。それならばその仮説は本当に正しいのか。そこまで問題を突き詰めることによって初めて合理的な判断がくだせるのである。
作者はアメリカの大学での教育を受け、マッキンゼー&カンパニーでの勤務を経て、デルタスタジオという会社を設立した。
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Tomohisa Ohnuma