and more.
我々人間は誰しも影を持っていて、それを認めることを避けようとしているようだ。影は無意識であり心の影の側面でもある。無意識内に存在する表出可能性であったり、イメージであったりする。影といっても個人的色彩の強いもの、普遍性の高いものがある。個人的な影はそうとも限らないが普遍的な影は「悪」に接近していくらしい。
ときに社会はある人を悪人とイメージすることがある。(そう仕立て上げると言って良いかもしれない)。しかし、実際にその人に会ってみると、そんなことも無かったりする。
悪人は自分の心の中にも影のひとつとして存在する。ときにコンプレックスとも呼ばれる影。自分の心の奥に潜むその影を悪人として投影してしまう。なるほど、前に進みたくてもそうさせない奴がいるはコイツの仕業なのか。
悪人という空気があるひとに会ってみると、案外そんなことも無かったりするように、心に潜む悪人もそんなに悪くない奴かもしれない。コイツと向き合ってうまく付き合ってみるのもいいが、このさえ無視するのもいいんじゃないか。とも思う。だってその悪人は普遍的なんだから、やっつけられるはずないし。無理なことは初めからやらない方がいい。
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Yutaka Tonegawa