ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

アメリカの建国者たちが力を注いだこと。優れた大統領をずっと生みだすために、どんなプロセスをつくることができるのか。原則をどう運用すべきか、どんな指針と仕組みをつくるべきか。
時計をつくることであった。行動よりも、視点をかえること。

ビジョナリー・カンパニーの創業者はどこまでも粘り抜き、「絶対に、絶対に、絶対にあきらめない」を座右の銘にしている。しかし、何を粘り抜くのか。答えは会社である。アイデアはあきらめることはあるが、会社は絶対にあきらめない。

「12の崩れた神話」組織が危機に直面したとき、行き詰まってしまった時、方向性を失いかけている時、答えを見い出せないでいる時に読み返したい。

ビジョナリー・カンパニーの素晴らしさは「組織」であること。カリスマ性ある指導者はいつかこの世を去る。先見的な商品やサービスもいつかは時代に取り残される。しかしビジョナリー・カンパニーはずっと繁栄し続ける。