日本でいちばん大切にしたい会社

会社経営とは「5人に対する使命と責任」を果たすための活動と定義し、1)社員とその家族、2)外注先・下請け企業の社員、3)顧客、4)地域社会、5)株主の順で大切にすべきであり、その結果、社会から慕われ継続する会社になることができると。企業による社会貢献とは？のひとつの解でしょう。

　会社経営は「五人に対する使命と責任」を果たす活動だとして、その五人を、社員と家族、外注先・下請企業の社員、顧客、地域社会、株主という順序で幸せにすべきという内容です。
　「会社の目的は利益をあげること」という漠然とした意識に対して、真正面から否定して問題提起してくれます。

景気や政策が悪い、業種・業態が悪い、規模が小さい、ロケーションが悪い、大企業・大型店が悪い。このような五つの言い訳をする経営者は、業績が上がらないのはそのせいで、直すべきは外部環境だ、というが直すべきは内部であり、経営者自身だと指摘します。