単なるシェアリングビジネスではなく、インターネットやソーシャルメディアを活用することで、いつでも、どこでも、だれとでも共有できる、というものを目指すビジネススタイルをメッシュビジネスと定義し、その実例をあげながら、これからのビジネスのあり方を提案していく書。外国の書物にありがちな回りくどい説明や、必要な情報が微妙に欠落していてわかりにくいところが多々あるため、最後まで何となく腑に落ちない感じが残ってしまうが、豊富な実例とニッチな業界への注目など、視点を変えてみると面白い気づきがある。著者はモジラプロジェクトなどにも参加するITのプロでもあるので、ソーシャルメディアの将来性も含め、先行きを見る目線も既存のビジネスにとらわれない新たな発想が重要だと説く。日本ではなかなか浸透してきていない感じのあるシェアビジネス、メッシュビジネスの内包する可能性の大きさを知ることができる、注目すべき書だと思う。
2011-11-27 11:17:00メッシュ企業は顧客の感想がソーシャルネットワークでたちまち広まることを新たな現実と理解。ニッチなビジネスチャンスは周囲を良く観察する事でみつかる。
2011-06-09 23:01:34サービスの悪さを指摘された映画館の副社長のとサラのやりとり、フェイスブックでの情報の広がり、なんてのが面白かった。日本ではまだこんなにフェイスブックの影響力がないと思う。
2011-04-30 15:00:44 138pWow! ノートはまだありません
Atsushi Egi