でも女 (集英社文庫)

この人の本は、軽くすいすい読めちゃうので、重い本ばかり読んだあとに読むのが良い。自分も普段使うような言葉ばかりなので、読みやすい。でもこういう本を読むとまた、重い本が読みたくなる。女って、小さいときからもう多分女で、女ならではの付き合いというのがあるよな～、そういえば～、なんて、自分の過去の、女との付き合いを思い出したりしました。特に刺激されたのは、やっぱり学生時代の女の付き合いの話かな。あの頃のほうが、今よりもずっと面倒な付き合い方をしていたし、今よりもずっと悩んでた、ってことを思い出して、その頃から何年経ってるのか数えて、ぞっとした。