サンフランシスコ サビエルの日本での布教を助けたとされる安次郎を主人公にしたお話し。暴君の父をしに至らしめてしまったため日本を逃れ、ポルトガル商人の船でアジアの町に逃れていく。様々な苦難の後、心を癒してくれる存在になるザビエルに出会う。その裏には布教をサポートすると同時に、国益を求める国王のもとで働く海軍がいて、野望を持った一人の男がザビエルの渡航をきっかけにアジアでももっとも大きい銀山のひとつだった石見銀山を占有しようと企てる。ザビエルに救われた安次郎だが、布教の裏側にある陰謀に気付きザビエルと袂を分かち陰謀をつぶすべく立ち上がるといったものがたりです。さすが山本兼一よく調べられていてかつほどよくフィクションが盛り込まれてます。初めて石見銀山に興味持ったかも。まあまあな歴史小説かな。
2011-09-19 04:08:44Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato