すらすら読める 正法眼蔵

悟れないという悟りを悟る。学べないという学びを学ぶ。
という言葉遊びをすると道元っぽいそうです。
とても最初から岩波書店の正法眼蔵には手が出せないとおもいまして、こちらもガイド本を購入。ひろちさやさんの本は、丁寧に開設してくれるので、ありがたいです。
曹洞禅では、般若心経の”空”の概念のさらに外に”仏性”というもぉわけわからん概念を位置づけていることを初めて知りましたし、世界観としして、おもしれーなーと思いました。このあたりが、いわゆる公案で、一見否定文が、より大枠の肯定文として理解されるといる表層的にはレトリックにもみえる禅の世界の入り口になってるのでしょう。こういう面白さもこの年になるとわかってくるもんなんですねぇ。初めてビールが上手いと思った時の事を思い出しました。