福田和代のちょっと背筋が寒くなるミステリー。定年直前の刑事が死の臭いを嗅ぎ付けられる能力を人に言えぬうちに、仕事に生かしながら定年を迎えようとしている。そんな彼がその能力ゆえに犯人を知りながら証拠がないため時効を迎えてしまった事件を悔やんでいる最中に、彼を奈落に落とす大きな罠が仕組まれる。怖いお話しだし、あってほしくない話だがあってもおかしくないところが怖いところ。怖いという点では楽しめたミステリーです。残暑でボケた脳みそへの刺激の一読としてはお勧めです!
2011-09-19 04:21:02Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato