江戸川乱歩賞を取ったサスペンス。明治時代の東京を舞台にした推理小説で中々の読みごたえがあった。やまっけがあり家をでた父、その親がひょいと戻ってきて渡されたお金で進学した兄が、学業途中で帰ってきたが、帰る前に東京で受けたきずがもとで死んでしまう。この様な複雑な設定のもと「三年坂」にまつわる謎を解くべく東京中を走り回る主人公、でもサスペンスのカギを握っているのは帰国したばかりの予備校講師鍍金。中々複雑な構造で飽きさせない読み物になっている。旅行に行くときの一冊に良いかも。
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Hikaru Sato