情操教育、情緒教育を重んじる作者の警鐘とうけとりました。デジタル化が子供の感性を崩壊させて、短絡思考人間をつくってしまう。戦争は、戦争に行った人の物語ではなく、それに関わった親族とその子孫の物語として、命をつなぐ言葉を残しておかなくてはならない。情報の裏には、本来配慮しなくてはいけない話の方が多い。”心の涸れた大人”はその事がなおざりにされているとのこと。視座を広げる意味で、非常に有意義な警鐘を鳴らされている本だと思います。
2011-12-11 04:16:49Wow! ノートはまだありません
Taizo Ochi