これは書評ではない。本の題名をあげてはいるが、その本について触れているのは最後の数行で、あとは全て彼の経験談だ。胸がキュンとするものや大爆笑してしまうもの、物悲しくなるもの等、種々雑多なことが書かれている。しかし、その経験談によって最後の数行が生きている。ちなみに、恥ずかしながら、この本が取り上げる作品のほとんどを読んだことがない(村上春樹さんだけは読んだが)。この本を読んで、紹介される作品を全て読んでみたくなった。この本にはそんな魔力がある。願わくば、次はオトナ向けの本について書いていただきたいものだ。
2012-01-27 09:30:24Wow! ノートはまだありません
Hiroko Kashimoto