木下古栗の「いい女vsいい女」。詠み始めてすぐ松田勇作ではないが「ナンダコリャー!!!」とでもいいたくなる展開が始まる。ハチャメチャ具合では「さらば雑司ヶ谷」の樋口毅宏に勝るとも劣らない感じがするくらい予想できない方向に物語が展開していく。いい意味で気持ちよく読者を裏切る凄いし、楽しい文章です。表紙はエロ本と見間違うくらいやばいイラストなのでちょっと買うのに戸惑う人がいるかも。でも読後感はけって不快なものではないのでお勧めです。久々に追っかけて見ようと思う作家に出会いました。変な本好きな人にはぴったりです。
2012-02-07 10:33:38Wow! ノートはまだありません
Hikaru Sato