1961年、親鸞聖人700回御遠忌を機に、当時の仏教会を代表する「鈴木・曽我・金子の三氏が、西谷教授の司会で三日間にわたり京都・比叡山上において討論した世紀の記録です。 2011年、宗祖親鸞聖人750回御遠忌を機縁に、新装改定版として再び世に送るものです。まるで肉声が聞こえんばかりの激論に、50年前にタイムスリップしたように思わず引き込まれて読みました。同時に、現代の仏教界にこれほどの熱い言葉で仏教を論じることのできる論客は見当たりません。50年前の復刻がいまの仏教界に投げかけるのは、慢性的な人材不足が、50年前から未だに続いていることをいかにして解決に結び付けるかということではないかと思います。
2012-02-08 21:01:13Wow! ノートはまだありません
Manabu Fukui